- 2023/09/15
9月15日
4年生は2学期に、半田の童話作家である新美南吉さんのごんぎつねを勉強します。そこで、今日は新美南吉記念館の学芸員の方に学校に来ていただいて、南吉出前授業を行いました。
南吉さんの子どもの頃のお話など、どんな一生だったのかを真剣に聞いて、いっぱいメモをしました。
お話の後は、ごんぎつねに出てくる道具の紹介です。「この網を紹介するのを手伝ってくれる人!」「はーい!!」
「はりきりあみ」です。ごんぎつねに出てくる矢勝川の上流には、半田池があります。大雨がふると、池の水があふれる危険があるので、水を抜きます。そうすると、川に上流に住んでいた魚などがどっと流れてきます。はりきりあみは、川の端から端まで張り切って魚を捕まえます。水が多くて危険なときもあります。兵十ももしかしたら大変な思いをしてやっと捕まえたウナギだったかもしれません。
おそうしきの鐘や木魚の紹介もしてくれました。
兵十が持っていた火縄銃です。火薬や玉の詰め方を見て、打つのに結構手間がかかるんだなということに気がついた子もいました。
最後は体験コーナーです。鐘や木魚をたたかせてもらったり、火縄銃を実際に持ってかまえたりしました。
9月29日には、実際に岩滑の南吉さんのふるさとへ行って、文学散歩をしてきます。彼岸花が咲き乱れる中、ごんぎつねの舞台を味わってくるのが楽しみです。