- 2023/04/17
4月17日
今日は体育館で朝会を行いました。全校児童が体育館に集まって朝会を行うのは4年ぶり。5,6年生以外の子どもたちにとっては初めての体験です。体育館への移動の仕方、体育館での並ぶ場所、整列の仕方など、集団行動の勉強をたくさんすることができました。
先頭の人は手を腰にあてて間をとります。後ろの人は先頭の人にそろえて前にならえですよ。
朝会担当の先生から、朝会をなぜやるかについてお話をしました。「みんなで集まることで、高学年は低学年のお手本になり、低学年は高学年から学ぶことができます。大勢が集まる場所では、一人一人がみんなのことを考えて行動する勉強ができます。」学校では、こうした活動を、子どもたちの社会性を育てる機会と捉えています。
みんなで心を合わせて「おはようございます。」
今日の朝会では、学級委員と委員長の任命式を行いました。
これから学級や委員会のリーダーとなって、みんなが楽しく暮らしやすい学級や学校になるようがんばる人達です。みんな協力してくださいね。
最後に校長から、言葉の大切さについて話をしました。
相手と仲間になって一緒に楽しくがんばろうという思いを言葉で伝えると、その気持ちを届けることができ、仲良く協力できるようになります。相手を傷つけてやろうという思いをもって言葉を発すると、その気持ちが相手に伝わり、相手を傷つけることになります。みなさんは子どもです。今成長しているところなので、失敗もたくさんします。そのときは先生たちがしっかり話を聞いて、叱るときはきちんと叱ります。そうすれば、失敗しても何がいけなかったかをちゃんと理解して次に生かせます。ですからうれしいこともいやなことも先生にお話ししてください。みんながすてきな大人になるために、しっかり学んでいきましょう。
そして、北原白秋の「ひとつのことば」という詩を紹介しました。
ひとつのことば
ひとつのことばで けんかして
ひとつのことばで なかなおり
ひとつのことばで 頭が下がり
ひとつのことばで 心が痛む
ひとつのことばで 楽しく笑い
ひとつのことばで 泣かされる
ひとつのことばは それぞれに
ひとつのこころを もっている
きれいなことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
ひとつのことばを 大切に
ひとつのことばを 美しく