- 2025/04/15
4月15日
今日の午後は、先生たちの勉強会を行いました。日本サッカー協会が行っている「小学校体育サポート研修会」をさくら小学校で開催していただいたのです。
JFA(公益財団法人日本サッカー協会)復興支援特任リーダーで、元小学校教師の北野孝一先生が、サッカーを通して小学校の体育授業を、子どもたちにとってもっと魅力的にするヒントをたくさん教えてくださいました。
学級を、「子どもたちの集まり」から、「なかま」にするための仕掛けがいっぱいのゲーム。
ゲームのバリエーションをどうやって広げていくかを考えます。
子どもたちが楽しいゲームはもちろん先生たちも超楽しい!
体育は得意!という子も、苦手!という子も、みんなちょっとがんばればできた!が味わえるために必要な手立てを学びます。
例えば道具の工夫です。サッカーボールは硬くて蹴るのもいたいし当たるのも怖い。スピードも出る。そこで、新聞で作ったボールを使うと、誰もがコントロールしやすくて、あたってもいたくない!
みんなが参加でき、頭も使うゲームのやり方も実践しました。みんなで守って、みんなが楽しい!!そして体力もしっかり使います。
子どもたちの力をどうやって伸ばし、広げていくか、たくさんのヒントを教えていただきました。
また、北野先生は能登のご出身で、サッカーを通して復興支援にも力を注いでいらっしゃいます。研修の最後に、現在の能登の様子を教えていただきました。能登のみなさんは、忘れられること、もう大丈夫だろうと思われることを非常に心配しているとおっしゃっていました。知多半島に住んでいる我々にとって、能登の地震や水害は人ごとではありません。関心を寄せ続け、自分にできることを考える事の大切さも、気づかせていただいた研修会でした。