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  • 2022/12/16

12月16日

今日は、半田警察署生活安全課のスクールサポーターの方を講師にお迎えして、6年生が薬物乱用防止教室を行いました。

始めに講師の先生が、乱用される薬物のうち、覚醒剤、大麻、MDMA、シンナーについて説明をしてくださいました。これらの薬物は、体に大きな害を与えます。特に脳が破壊されるということでした。

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この話の中で、先生が「たばこは何歳から吸っていいか知っていますか。」と質問をされました。子どもたちからは「18歳。」という声が上がりました。成人年齢が18歳になったので、お酒やたばこも18歳だと思う人がいるそうですが、違います。日本の法律では、お酒もたばこもこれまで通り20歳からです。

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説明の後は、DVDを見ました。小学生が先輩に誘われてシンナーを吸ってしまう話と、同じく小学生が街で声をかけてきた人からMDMAを受け取り服用してしまう話でした。シンナー編では、気分がよくなると言われ、断り切れずに吸ってしまいます。その後、親に叱られたりしてむしゃくしゃしたときに、家にあった接着剤などに含まれるシンナーを袋に入れて吸うことがやめられなくなってしまいます。シンナーを吸い続けることで、脳が小さくなりスカスカになったり、歯が溶けたりしていきます。壊れた脳は一生元に戻らず、大きな後遺症が残ります。

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MDMA編では、街で「気分がハイになってダイエットにもなるいい薬だよ。害はないから試しに吸ってみて気に入ったら連絡して。」といわれ薬物を受け取ってしまいます。最初はタダでくれますが、薬物がやめられなった後で高く売りつけてきます。そしてMDMAの刺激では満足できなくなった頃、覚醒剤を売ってきます。これらの薬物を乱用すると、幻覚が見えたり被害妄想に陥ったりして死に至ることもあるのです。

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DVDを見た後、子どもたちはグループでもし薬物を誘われたらどうするかを話し合いました。どうやって断るかを具体的に考えることができました。

身近に迫る薬物被害から自分自身を守るために何が必要か、じっくりと考える時間になりました。

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