- 2023/06/28
6月27日
本日の5、6時間目に、4年生を対象に出前講座「下水道ってなに?」が行われました。
半田市下水道課の方々にお越しいただき、下水道の仕組みや正しい使い方について、わかりやすく説明してもらいました。まずは、下水道の役割について学びました。
「浄化センター」というところで、私たちが使った水は、きれいにされます。そんなことまでしているのだと、みんな驚いていました。
説明を聞き終わったら、下水道に関係する実験や観察を行いました。
こちらのグループは、下水処理で活躍する微生物を顕微鏡で観察しました。画面いっぱいに微生物が出てきて、「こんなにたくさんいるんだ!」、「動いてる!」とみんなびっくり。下水処理には微生物の力が欠かせないそうです。
こちらのグループでは、日常生活で汚れなどを水に流すときに注意してほしいことを学びました。水の入ったペットボトルに、一方はティッシュを、もう一方はトイレットペーパーを入れてよく降ってみます。そうするとトイレットペーパーは水に溶けましたが、ティッシュは溶けませんでした。「水に流してよい物と、そうでないものがあります。みなさん気をつけましょうね。」
こちらでは、処理水のろ過実験をしました。特殊な薬剤を入れて汚れを固めてから、ろ過装置に入れます。みんな、きれいになった水が出てくるのをわくわくしながら待ちますが、少しずつしか出てきません。「ろ過には時間がかかります。水は大事に使ってね。」
はじめは、「下水道って聞いたことはあるけど、どこにあるの?」や「汚れた水が流れるところだよね?」というくらいしか知らなかったけれど、今日の授業で下水道の役割や大切さをたくさん学ぶことができました。
「私たちが使う水を、きれいにしてくれている場所なんだ。」
「水は、毎日当たり前に使っているけど、大切に使おうと思った。」
今回の授業で、自分たちの生活について、真剣に考えるよい時間となりました。