- 2023/06/09
6月9日
今日は、6年生で国語の研究授業を行いました。今年のさくら小学校は、「自分の考えをもち、ともに学び合う児童の育成~対話的な活動の工夫を通して~」という研究主題で授業の研究に取り組んでいます。「自分の考えをもつ・意欲的に表現する・相手に伝える、相手の考えを受け入れる・さらに自分の考えを深める」子どもたちのこんな姿を目指しています。
今日の国語の授業では、「話の内容をとらえて、自分の考えをまとめよう」と言う学習でした。
今日のめあては、「意見を聞き合って自分の考えを深めよう」です。始めに「考えを深める」とはどういうことか、事前に話し合ったことの確認です。
6-1では、今回考えを深めるというのはこういう姿だとして学習を進めていくことにしました。「自分の考えに確信をもつ」「新しいことに気付く」「考えが変わる」
そして考えを深めるために、「共通点」「相違点」「共感、納得できる点」「疑問点」を見つけることが大事だということも確認しました。
授業の初めにみんなで今日の学習ではどういうことができるようになればいいのかを具体的にしっかりと確認することで、子どもたちは自分が何を目指せばいいのかがよくわかります。
まずは、同じ意見の子同士でグループになり、お互いが意見を言い合って、参考になる事例や自分の考えを補強する意見を見つけました。
取り入れることができそうなものはどんどん付箋に書いていきます。
次に異なる意見を持った子同士でグループになり、意見を言い合います。ここでも、自分の考えを深めるために参考になりそうな意見を付箋に書いていきました。
付箋に書いた友達の主張の理由や事例を自分のものと比較して、取り入れられる点を見つけていきます。
共通点、相違点、共感・納得できるもの、疑問点などに分類しながらどれを取り入れると自分の考えが深まるかを探していきました。
授業が終わった後、子どもたちに今日の授業はどうだったかと聞きました。いろんな子の話が聞けて、みんなが違ったことを言ったり似たことを言ったりして、これをやるのがすごく楽しい!と話してくれました。
子どもたちは、自分の思いを話したり聞いたりしながら高め合うことが大好きなんだと思います。私たち教師は、子どもたちがそうやってお互いに刺激し合って成長できるような授業を研究して実践していきたいと思います。子どもたちも勉強をがんばっています。先生たちもがんばって勉強していきますね。