- 2024/12/03
12月3日
今日4年生が、南吉文学散歩に出かけました。
4年生は、国語の時間に「ごんぎつね」を学習しました。岩滑には、新美南吉記念館があり、南吉さんが生まれた家や、よく遊んでいた神社などのゆかりの場所がたくさん残っています。そしてごんぎつねの舞台となったところも見ることができます。教科書で学んだ「ごんぎつね」の世界を実際に見て、より深く物語を味わうことができるよう、文学散歩を行いました。
元気に学校を出発!
知多半田駅まで歩きます。
電車に乗るのが初めて!という子もいました。
ごんぎつねの駅、半田口駅で降ります。
八幡社で、ボランティアガイドのみなさんと合流。4つの班に分かれて文学散歩に出発です。
今日は、さくら小の地域の方や保護者の方などたくさんのボランティアのみなさんに、子どもたちの安全の見守りを行っていただきました。
ごんぎつねに出てくる赤い井戸は、こんな井戸だったんですよ。常滑焼でできているので赤い色なんですね。
南吉さんが盆踊りに来ていたといわれる常福院。南吉さんの弟、益吉さんの名前が彫られた慰霊碑もあります。手押しポンプで井戸の水を出すことができました。
八幡社でおまいりです。
南吉さんの生家の前にある常夜灯で、草つき遊びをしてみました。
南吉さんの生家では、お父さんが畳屋、義理のお母さんが下駄屋を営んでいました。
生家の隣には、南吉さんの俳句を彫った石碑があります。「冬晴れや 大丸煎餅 屋根に干す」南吉さんのお隣の家はせんべい屋さんだったそうですよ、と教えてもらって子どもたちはへえ!と感心していました。
南吉さんが子どもの頃通い、18歳のとき代用教員として小学生を教えた岩滑小学校にも来ました。「権狐」の石碑が岩滑小学校にあるわけを教えてもらいました。
矢勝川の向こうに見えるのが、「権現山」。権現山に住んでいた狐ということで、「ごんぎつね」という名前にしたのかもしれません。
矢勝川の堤をあるいて南吉記念館に向かいます。
記念館に到着。お世話になったボランティアのみなさんにお礼を言いました。
記念館の芝生で、待ちに待ったお弁当タイム。たくさん歩いたので、おいしさも倍増!
記念館の中も案内していただきました。南吉さんの生涯や、物語のジオラマなどたくさんの展示を見せてもらいました。中でも、南吉さんの通知表にはみんな興味津々でした。
充実した文学散歩ができたのは、ご協力くださったガイドボランティアの方々、さくら小の地域の方や保護者の方などたくさんのボランティアのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。